電話占いでは、色々な種類の占いをしてもらえます。
気軽に占いをお願いできるため人気の電話占いですが、実は「占ってもらえない相談」もあるのをご存知でしたか?
その内容は利用規約に小さく書かれていることが多く、つい見逃してしまいがちです。
せっかく電話をかけても占いを断られてしまうだけでなく、場合によっては会員資格がはく奪されてしまう可能性もあるので、十分な注意が必要です。
今回は電話占いで相談できない内容についてご紹介します。
目次
電話占いで占ってもらえない相談は?
多くの電話占いでは「受付できない相談内容」として、いくつかの項目を挙げています。
サイトによっては「禁止事項」として表記しているケースもあり、悪質と判断された場合は会員資格がはく奪される可能性もあります。
「受付できない相談内容」とは、どういった内容なのでしょうか?
人の生死に関する相談内容
人の生死に関する相談は、占いの世界では究極のタブーとされています。その理由は、「相談者が占いの結果に引っ張られてしまうため」だと言われています。
占い師の中には、相談者の寿命や死亡日時、死因などがある程度分かる人もいるようです。
しかし相談者を守るために、分かったとしても決して口にせず、たとえ聞かれても素知らぬふりをする人がほとんどだと言われています。
病気の診断・治療に関する相談内容
占い師の中には、「体のどこが悪い」と言い当てることができる人もいます。
しかし仮に病気の種類まで分かっても、医師ではない立場から病気を診断してしまうと、「医師法」に引っかかってしまうため告げることができません。
また「良くなるかどうか」、「適切な治療法は何か」といった内容も、医者の治療の妨げになる危険性があるため答えることができません。
占い結果に責任を持てない相談内容
以下のような相談内容は、結果によって相談者の人生に大きな影響を及ぼす可能性があるものです。
占い師や電話占いの運営会社では責任を負い切れないため、占いを拒否しています。
投資やギャンブルに関すること
投資・ギャンブルに関する占いは、結果が明確な分トラブルになりやすい相談内容のため、占いを受け付けていません。
結果を的中させることができる占い師もいますが、「能力があるからこそ、個人の利益のために使うべきではない」としている人も多いようです。
一方で、「ギャンブル運」や「金運」を聞ける場合は多いです。
ただし、「ギャンブルに関することで…」と切り出してしまうとすぐに断られてしまう可能性もありますので、質問の仕方に注意が必要です。
試験の合否について
試験の合否については、意外にも問い合わせが多いようです。しかしこちらも、「結果に責任が持てない」という理由で占いを断られます。
また試験問題に関する内容を、事前に教えてもらうこともできません。
捜索・犯罪関すること
紛失物や人物の捜索・犯罪関する内容は受け付けていない場合がほとんどです。
また、第三者を不幸に陥れるよな施術の依頼や、占い師が不快に感じるような内容(プライバシーを侵害するものなど)も質問できません。
知らずに相談してしまっても、「禁止されている相談内容です」と教えてくれるため、あまり神経質になる必要はありません。
しかしそれに構わず話続けたり、しつこく聞いてしまうと、電話を切られてしまったり、今後の一切の鑑定を断られる(=会員資格をはく奪される)場合もありますので注意してください。
対面の占いなら占ってもらえる?
上で挙げたような相談内容は、ほとんどの電話占いサイトで同じように禁止されています。では、対面の占いなら占ってもらうことが可能なのでしょうか?
生死や病気に関する占いはできない?
先ほど書いた通り、人の生死に関する内容は占いの世界ではタブーであり、病気を診断することは医師法の違反になります。ほとんどの占い師が、こういった占いは受け付けていません。
しかし一部では「あくまで一つの可能性として」とか、「未来は変わるものですが」といった前置きをしてから、オブラートに包んで教えてくれる場合もあります。
その場合でも、決して詳しく聞こうとしてはいけません。
相談の状況によっては、「そうですね」という相づちを打ったり、「きっと良くなりますよ」と励ましてくれることもあります。
そういった場合は占いの結果ではありませんので注意が必要です。
ごくまれに、「人の生死や病気に関する占いができる」という占い師がいます。しかしこういった場合、「ニセモノの占い師」のレッテルが貼られることが多いようです。
しかしこういった類の占いは、禁じられているだけであって「できない」訳ではありませんから、タブーを犯してぴたりと言い当ててくる占い師もいるでしょう。
ニセモノの占い師が紛れている可能性も否定できませんが、どうしても聞いてみたい人は、自己責任で試してみてもいいかもしれません。
投資やギャンブルに関する占いは?
投資やギャンブルに関する占いは、タブーや法に触るものではありません。占い師の中には自分の能力を試すために、実際にギャンブルの結果を予想している人もいます。
電話占いサイトのように「店舗や団体で禁止している」場合でなければ、占ってもらえる可能性は高いでしょう。
ただし宝くじの当選番号のような、具体的な内容を占ってくれるところは少ないかもしれません。
「〇月〇日に、自宅からどの方角が良い」とか、「今は様子見の時期で、一週間後から勝負をかけて」といった占いが一般的です。
賭け事が好きな人にとっては、この占いに従うかどうかも一つの賭けになりそうですね。
どうしても結果が気になるときは?
電話占いで相談できない内容でも、気になって仕方がないこともあるかと思います。どうしてもアドバイスが欲しい場合、どうすればいいのでしょうか?
禁じられているのは、「相談」ではなく「占い」
電話占いサイトの利用規約では、「以下のような内容は受付けできません…」という記載が多いですが、厳密に禁じられているのは「相談」ではなく「占い」です。
たとえ相談が禁じられている内容でも、絶対に話してはいけないという訳ではありません。
「占ってもらえないことは分かっているのですが」と前置きしたうえで相談すれば、占い師から拒絶されることもないはずです。
「これは伝えられないけど、これは知っておくといいから伝えるね」とか、「相手にあなたの気持ちを伝えるお手伝いはできますよ」といった、別の角度からのアプローチを探してくれる可能性もあります。
結果は聞けなくても、祈ってもらうことはできる
占いの結果を聞くことはできなくても、占い師に幸運を祈ってもらうことはできます。
電話占いでは、幸運を祈ってもらう「祈祷」や、パワーを分けてもらう「ヒーリング」を受け付けている占い師も多くいます。
この場合でも、占い師に断られないために「占ってもらえないことは理解しています」とあらかじめ伝えることがポイントです。
もちろん、祈祷やヒーリングを受けたからと言って、最善の結果が得られるとは限りません。
しかし、「いてもたってもいられない」ような、焦った気持ちから抜け出すことはできるでしょう。
占い師の役目は、相談者に占いの結果を伝えるだけではありません。相談者がより良い方向へと進んでいけるように、導いていく必要があります。
そのため良い結末を生まない占い結果と考えれば、それを相談者に伝えないこともあります。この点を十分理解したうえで、占いを楽しむようにしましょう。
以下では、おすすめの電話占いサイトをご紹介しています。興味のある方は、是非チェックしてみてください。
- 人の生死や病気、投資やギャンブルに関することは占うことができない
- 対面の占いでも、人の生死や病気に関することは占ってもらえないケースが多い
- 投資やギャンブルに関することは、対面の占いで聞くことができる可能性もある
- 電話占いで禁じられている相談内容であっても、占いではなく相談や祈祷の依頼だけなら受け付けてもらえる場合もある
- 電話占いで禁じられている内容について話す場合は、「占ってもらえないことを理解している」と伝えることが重要
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